楽天プレミアムカードは、年会費１万円（税別）のゴールドカード。
よく海外旅行へ行く方や、世界一周旅行などの長期旅行へ行く方がよく持っているという印象があります。
もちろん、楽天カード同様に楽天市場で利用すればポイント還元率５％以上というのも全くめずらしくなく、ザクザクとポイントが貯まっていくのも楽天プレミアムカードの特徴です。
海外旅行へ行くのにクレジットカードは必須。持っていかないと非常に不便です。
また、楽天プレミアムカードは「初めて作るクレジットカードとしておすすめか？」と言われたら、年会費もかかりますし、正直なんとも言えません。
しかし、頻繁に海外へ行く方や世界一周旅行、バックパッカー旅行で長期間海外旅行をする方に対しては、例え今回が初めて作るクレジットカードだとしても、全力でおすすめすることができます。
それくらい、楽天プレミアムカードは海外旅行の際におすすめできるクレジットカードです。
この記事では、海外旅行における楽天プレミアムカードのお得な特典について記事をまとめています。
目次
楽天プレミアムカードは海外でも決済できます
まず、初めに超大事なことを確認。
楽天プレミアムカードは海外でも決済できます。
楽天プレミアムカードに限らず、クレジットカードは基本的に世界中で使うことができるので、「海外でも使えるのか？」という点に関しては、全く心配しなくていいです。
しかし、注意点があります。
海外でカード使うことが目的であれば、国際ブランドを「VISA」or「Master」にしましょう
国際ブランドとは？
国際ブランドというのは、超ざっくりというとクレジットカード会社のことです。
世界中にあるお店が、このクレジットカード会社に手数料を支払うことによって、その店でクレジットカードを使えるという仕組みになってるんですね。
例えば、VISAしか使えないお店というのは、VISAというクレジットカード会社としか契約をしていないので、VISAしか使えない。
そういった認識で問題ないです。色々ツッコミどころのある説明ですが、超ざっくりと説明するとこんな感じです。
楽天プレミアムカードは「VISA」、「Master」、「JCB」の中から選ぶことができます。
もし、海外で使うことを目的にするのであれば、「VISA」もしくは「Master」のどちらかにしましょう。理想はVISAとMasterの両方持ちですね。
JCBは海外ではあまり使えません。
僕の肌感覚の統計ですが、どちらか一方だけ持っていれば、クレジットカードを取り扱っているお店の99％が対応。両方持っていれば99.9%対応してくれます。（数字に根拠は特にないです。要するにほとんど使えると言いたいだけですw）
海外での決済でも１％のポイントが付与される
海外で楽天プレミアムカードを使った場合も日本円に換算して、１％のポイントが付与されます。
例えば１０万円使ったら１０００ポイント付与されるということです。これだけだと、たった１０００ポイントかよ・・・と思う方もいるかもしれません。
例えば、年間で１００万円を楽天プレミアムカードで決済したとしたら、１万ポイントです。
塵も積もれば山となるということわざもありますが、１％のポイントが付くというのは、無料で発行できる他のクレジットカードと比べてもかなりお得。
楽天ポイントは、楽天市場にて１ポイント＝１円として使えますよ！
世界中にある900カ所以上もある空港ラウンジが使える「プライオリティパス」が付いてくる
プライオリティパスとは、世界120カ国400以上の都市や地域で、900カ所以上の空港ラウンジを利用することができる会員制のラウンジです。
すこし、残念なことを言うと、日本では使えるところがあまりありません。（成田国際空港・関西国際空港・中部国際空港・福岡空港のみ）
＞＞空港にあるラウンジってどんなところ？わかりやすくまとめたよ！
ぶっちゃけると、これだけのために楽天プレミアムカードを発行してる人が大多数というのが現状。
逆に、プライオリティパス以外の理由で楽天プレミアムカードを発行する人ってほぼいないんじゃないかなと思います。
＞＞プライオリティパスのためだけに楽天プレミアムカードを申し込むってぶっちゃけどうなのよ？
公式ページでプライオリティパスを申し込むと約４万円かかる
プライオリティパスの公式ページから正規のルートで申し込むと、価格表は以下の通り。
プライオリティパスの年会費（Priority PassのHPから引用）
一番安い「スタンダード」で$99（約１万円）。一番高い「プレステージ」だと$399（約４万円）。
スタンダードだと、利用毎に＄２７の費用がかかるのですが、プレステージだと本人利用は無制限で無料で利用可能です。
楽天プレミアムカードを発行して付いてくるプライオリティパスは「プレステージ」
楽天プレミアムカードは年会費１万円（税別）ですが、特典として付いてくるプライオリティパスは年会費４万円もする「プレステージ」なんですね。
これが、プライオリティパスのためだけに楽天プレミアムカードを申し込む人が続出する理由です。
国内主要空港と海外の一部の空港のラウンジを利用できる
引用：楽天カードHP
これは、楽天プレミアムカードの特典というよりは、ゴールドカードとしての特典といったほうが良いでしょう。
楽天プレミアムカードを持っていると、以下の空港ラウンジを利用することができます。
国内
・千歳空港
・函館空港
・青森空港
・秋田空港
・仙台国際空港
・新潟空港
・富山空港
・小松空港
・成田国際空港
・羽田空港
・中部国際空港セントレア
・関西国際空港
・伊丹空港
・神戸空港
・岡山空港
・広島空港
・米子鬼太郎空港
・山口宇部空港
・高松空港
・松山空港
・徳島阿波おどり空港
・福岡空港
・北九州空港
・大分空港
・長崎空港
・阿蘇くまもと空港
・鹿児島空港
・那覇空港
海外
・ダニエル・K・イノウエ国際空港
・仁川空港
海外キャッシングができる
楽天プレミアムカードは、カード発行の際にキャッシング機能をつけることによって、海外キャッシングが可能。
返済は一括払いになります。もしくは、問い合わせることによって繰り上げ返済可能。
繰り上げ返済した方が返済期間が短く、手数料を節約することができます。
海外キャッシングは、一番手数料が安い
キャッシングって借金でしょ？
と思う方が多いかと思いますが、海外キャッシングの最大のメリットは、手数料の節約です。
海外のATMで使える銀行として有名な新生銀行を例にあげますが、為替手数料は4%と言われています。
これ、仮に１０万円分引き出したら手数料が4000円もかかっている計算になるんですね。
現地での現金の両替なんてもっと手数料を取られます。
なので、お得に外貨を手に入れる手段として最もお得なのが海外キャッシングなのです。
クレジットカードのキャッシングは金利１８％
クレジットカードのキャッシングの金利は一般的に１８％。しかし、これは借りてから一年後に返す場合。この場合、１０万円を借りたら手数料18000円なので、めちゃ高いですね・・・
仮に１ヶ月後に返済となると、ざっくりと手数料分18000円を12で割って1500円。これだけでも新生銀行よりお得ですね！
楽天プレミアムカードをメインで使う場合は、海外キャッシング利用をおすすめしない
キャッシングができると言いながら、おすすめしないとはどういうことですか？ということについて。
これはリスク分散のお話になるのですが、たまにATMにカードを入れるとそのまま出てこなくなるトラブルがおきます。（カードが吸い込まれると表現することが多い）
僕は今までなったことはないのですが、まわりの友人で吸い込まれた経験のある方は多いです。
例えば、そのATMを管理する銀行の営業時間内であればすぐに係の人を呼んで出してもらうことが可能なのですが、
銀行が休みの日などそうでない場合は、そのカードを取り出すのに２日や３日かかることもあります。
もし楽天プレミアムカードをメインカードとして使っていて、なおかつキャッシング利用も兼ねていた場合、
こういった吸い込まれるトラブルに巻き込まれたら、キャッシングができないどころか、本来のクレジットカードとしての楽天プレミアムカードを失ってしまうことになります。
海外キャッシング用のクレジットカードを別に用意することをおすすめする
なので、僕のおすすめは海外キャッシング用のクレジットカードを別に用意するというものです。このカードは、海外キャッシングのためだけに利用するという感じですね。
おすすめは、エポスカードとセディナカード。どちらも年会費無料。
ちなみに、僕はエポスカードを持っています。
ハピタスを経由して申し込むと、非常にお得です。僕が申し込んだ時は3500ポイントが付与されました。
ちなみに、ハピタスポイントは楽天ポイントへ「１ハピタスポイント=１楽天ポイント」として交換することが可能です。
＞＞超お得なポイントサイト「ハピタス」のご紹介。陸マイラーは必須！
楽天プレミアムカードの海外旅行保険について（自動付帯）
引用：楽天カードHP
上の画像は楽天カードと楽天プレミアムカードの海外旅行保険の比較表。
楽天プレミアムカードの海外旅行保険は自動付帯なので、持っているだけで有効ですよ！
ちなみに、楽天カードは利用付帯なので旅行先への航空券などの交通費を楽天カードで支払わないと保険は有効になりません。
傷害治療費用、疾病治療費用に注目すべし！
この中で特に大事なのが、傷害治療費用、疾病治療費用です。文字通り、ケガした時の治療費の補償。それから、病気をした時の治療費の補償です。
３００万円というのはぶっちゃけると最低ラインですね。最低限、これだけあったらまぁいいんじゃない？みたいな。でも僕は３００万円程度ではあまりおすすめできないです。
なので、楽天プレミアムカードしか持たないというのであれば、別途で海外旅行保険に入った方がいいかと思います。これは僕個人の意見ですが・・・
エポスカードは年会費無料で海外旅行保険が自動付帯
引用：エポスカードHP
ちなみに、先ほどの海外キャッシングでも紹介したエポスカードですけど、上の画像の通り海外旅行保険が充実しています。
傷害治療費用が２００万円。疾病治療費用が２７０万円まで補償。しかも、自動付帯なので持ってるだけで有効。そして、年会費無料です。
なので、海外キャッシング利用と海外旅行保険を兼ねてエポスカードを発行しておくことはメリットしかありません。
ハピタス経由でエポスカードを発行しておきましょう。
傷害治療費用と疾病治療費用は合算できる
海外旅行保険の傷害治療費用や疾病治療費用は所持しているクレジットカードについてる補償額を合算することができるので、
楽天プレミアムカードとエポスカードの両方を発行すれば傷害治療費用500万円。疫病治療費用570万円。これであれば許容範囲でしょう。
なので、楽天プレミアムカードとエポスカードの組み合わせは最強です！エポスカードは年会費も無料ですよ！
９０日以上旅行するのであれば、海外旅行保険は必須
クレジットカード付帯の海外旅行保険は９０日以内の旅行というのが原則です。
世界一周旅行や長期間のバックパッカー旅行のような３ヶ月を超える旅行の場合は、海外旅行保険に入りましょう。
カード利用の一時的な上限増額について
例えば、普段のカード上限が２０万円だったとして、クレジットカードで１５万円の航空券を買いたい。しかし、買ってしまうと普段の生活にも支障が出るし、ホテルの予約で５万円くらいなら使ってしまう・・・
そんな時には楽天カードに直接電話して問い合わせることによって数日かかりますが、基本的には一時的な上限増額を認めてくれます。
僕は大学生の時に利用したことがありますが、上限２０万円を４０万円まであげてもらった経験があります。
ただし、これは個々の使用状況や借入状況によってクレジットカード会社側が対応を変えると思うので、人によっては上がらないという場合もあり得ます。
楽天プレミアムカードトラベルデスク
世界３８拠点にある楽天プレミアムカード、楽天ブラックカード会員のみが使えるサービス。
海外で困った時に現地でサポートを受けることができます。
手荷物宅配サービス
楽天プレミアムカードを発行すると、「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」の３つのコースから１つ選ぶことができます。
そして、トラベルコースを選ぶと、年に２回まで自宅から空港。もしくは空港から自宅まで。荷物を無料で宅配してくれるサービスがあります。
利用できる空港は
・成田国際空港
・羽田国際空港
・関西国際空港
・中部国際空港
の４つです。
マスターカードの場合、帰国時に空港から自宅まで無制限で一回５００円で荷物を送ることができる
これは、楽天プレミアムカードのサービスではなく、マスターカードのサービスです。
僕は楽天プレミアムカードのマスターカードを持っているのですが、いつも空港から５００円で自宅まで思いバックパックを送っています。こちらは、回数無制限。ただし、５００円なのは一回につき１つまで。
まとめ
楽天プレミアムカードの最大の特典はやはりプライオリティパスのプレステージが手に入ることでしょう。
ちなみに、年会費２９０００円（税別）のアメックスゴールドカードでもプライオリティパスは特典でついてきますが、スタンダードクラス。ラウンジを利用するたびに約３０００円を払う必要があります。
それが、楽天プレミアムカードの場合は、年会費１万円（税別）でラウンジを無料で回数無制限で使えるプレステージのプライオリティパスが手に入ります。
これだけで、十分に年会費以上の特典を受けられるといっても過言ではないでしょう。
ラウンジが無料で回数無制限で使えるプライオリティパスのプレステージが欲しい方は、ぜひ楽天プレミアムカードを申し込んでみてはいかがでしょうか？
年会費無料の楽天カードの特典についてまとめた記事も用意しています。初めて作るクレジットカードとしておすすめですよ！
＞＞海外旅行もOK！無料で発行できる楽天カードの魅力的な特典について
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